ちょうど1年前書いたこちらの記事。
思いのほか検索して読んでいただいているようなので続編です(^^)
前回は我が家の5歳と3歳の子供たちにやらせてみて2か月後のレビューでしたが、こちらの記事では、実際1年間利用してみての効果や、改めて見えたよかった点、そしてあえて言うならのデメリットをシェアしていきますね。
シンクシンクとは
「花まる学習会」という幼児向け学習塾が開発に携わるアプリで、パズルや迷路などを使って思考力を鍛え、考えることは楽しいという体験を積むことを目的にしています。
我が家はまだ5歳と3歳、ゲームも初めてということもあり、有料版はスタンダードコースからスタートしました。
有料版<スタンダードコース>
- 料金 450円/月
- プレイヤー数 1-3人まで登録可
- プレイ数 各人3回/日 もしくは21回/週から選択
- 問題数 100種類以上
ちなみにもう一つの有料プラン<プレミアム>コースは、さらに難しい考えさせる問題が楽しめるプランです。ただ、小学校低学年以下であれば、まずスタンダードコースで十分満足できるのではないでしょうか。
シンクシンク 知育アプリ-子供の思考力が育つ知育|教育・知育
WonderLab Inc.無料posted withアプリーチ
プレイヤー別満足度
シンクシンクを1年間試してみて、実際どのくらい楽しんだかを点数化してみました。
- 長女(6歳) ★★★★★
- 次女(4歳) ★★★★☆
- 私 (?) ★★★★☆
スタンダードコースは3人まで遊べるので、母親の私も参戦(^^)!
結論から言うと5歳で始めた長女が一番楽しんでいます。
3歳で始めた次女も十分楽しんでいるのですが、ゲームのルールが理解できるものと、そうでないものとでまだムラがあり、4つ星としました。
小さい子供でも理解しやすい積み木や迷路がベースになっているゲームは楽しいのですが、展開図や相似形など図形のゲームはあてずっぽな回答が目立ちます(^^;)
それでも最近はお姉ちゃんがプレーするのを見て理解できたからか、遊び方にも進化を感じています。
ゲームの遊ばせ方
ゲームはのめり込むと止めさせるのが大変になるので二の足を踏む親御さんも多いのではないでしょうか?
その点、シンクシンクは良くできていると思います。
上記コース概要の通り、プレーできるのは1日3回まで。(設定で1週間に21回も可)
1つのゲームは制限時間が3分なので、合計10分ほどで終わります。「いつまでやってるの!(怒)」と言わないでも終了するありませんし、子供たちももう遊べないことを理解しているので未練なく次の行動に移ることができます。
私は子供たちの気分転換のタイミングや、移動時間などのちょっと静かにしてほしい時に「ゲームでもやろうか~」とお誘いしています。
特に、効果てきめんなのが子供たちが喧嘩しそうな雰囲気の時!
声をかけるといい感じに気が紛れて、お互いのゲームを鑑賞してまた機嫌が良くなるので重宝しています。
料金は月450円なので、無料で楽しめるコンテンツが数多いなか、最初は躊躇しましたが、こんなのんびりな使い方でも十分元は取れている気がします。
1年間使ってみて感じたメリット
ゲームのバリエーションが豊富
とにかくいろんなゲームがあります。日替わりで選べるので、もともとの何十種類ものバリエーションに加えて、毎週のように新しいゲームが追加されるので1年たっても飽きません。
また、「たっせいのほし」というある程度回数をプレーすると出てくるステージがあります。こちらは5種類の定番ゲームしかないのですが、難易度が徐々に上がっていきます。
50問でクリアと決まっているので、まんまと「達成したい!」という意欲に駆られてしまいます。
レベル別に楽しめる
紙の問題集と違ってレベルが固定されません。簡単な問題から、だんだん難しいステージに上がっていくので、本人のレベルに合わせたゲームが楽しめるのも長く飽きずに遊べるポイント。最初は簡単なのですが、だんだん大人でも難しいほど複雑さが増してきます。
子供も同じゲームのレベルが上がっていくのが楽しいようです。
意外と闘志をかき立てられるのが「同い年ランキング」、「こども(おとな)ランキング」、「総合ランキング」がゲーム終了後に出るところです。
子供たちもこのランキングが楽しいようで、これもオンラインゲームならではの魅力ではないでしょうか。
わかりやすさ
説明を読まなくても直感でルールが理解できるので、字が読めない小さい子供でも自分で遊べます。
さすが幼児対象の学習塾が考案しただけあるクオリティー!
実は私、はなまる学習会が出している紙の問題集も買ったことがあるのですが、紙の上ではわかりづらい動きがタブレットだと難なく表現できるので、特に立体パズルや迷路はアプリで遊んだほうが俄然楽しいです。
例えば氷の迷路!
アニメーションがあると、床が凍ってて途中で止まれないとか、真っすぐにしか進めないとか、ルールがすんなり理解できるよ~。
はなまる学習会の「なぞぺー」も持っていると、いつもアプリで遊んでいる迷路が時間上限なくできるのでおすすめ!
アプリだとすぐに終わってしまうので、飛行機や新幹線など長時間移動にいいですよ!
ちなみに、アプリに出てくるゆるキャラたちも可愛いので、それでも盛り上がれます。(我が家はモグラくんがお気に入り!)
賢くなった!?
アプリの紹介文の中にもあるのですが、本人は遊んでいるだけですが、平面図・立体の感覚や条件整理など実はいろいろなパターンの問題に触れています。
試行錯誤しながらゴールにたどり着くことや、より効率的に正解できるように工夫してみたり、思考力を鍛える様々な要素が組み込まれているので遊びながら「直感力」を磨いている感じです。
「考えることは楽しい!」という感覚を子供のうちから身に付けることで、大人になっても意欲的に問題解決のための思考ができるというコンセプトは、私自身実際に社会に出て仕事をしてきた経験からも共感できる子育ての目標そのものです。
敢えてデメリットをいうなれば...
わからない問題は一定の時間が経過するとパスすることが出来ます。
制限時間内にできるだけ答案を埋めるという試験テクニックとして、いずれ必要になる手段かもしれません。ただ、4歳児がその機能を使って、すぐ諦めてバンバン問題をパスしているのを見ると、もうちょっと粘り強く考えてみたら??という言葉が頭をよぎるときもあります(-_-)
とはいえ、問題を作っている側は教育のプロ。
こちらのやり方の方が、問題が解けなくて前に進めないストレスよりもこのアプリの対象年齢の子供には効果的ということなのかもしれません。
プレミアムコースの思考力が問われる問題は時間制限がないものがあるので、料金が倍になっても価値があると思った時には移行してみたり、時間制限がない紙の問題集に並行してチャレンジさせるのがよさそうです。
まとめ
我が家は実際1年間やらせてみて、課金した価値はあったと感じています。
実際ゲームをきっかけに考え方や理解力に変化も感じましたし、なによりご褒美的にやらせているので、タスクを完了させて子供もゲームができて私もハッピーでWIN-WINな状態が作れています。
紙の問題集は時間制限がない点がメリットですが、アプリだと展開図が目の前で立体に戻ったり、それを回転させられたりというようにアプリならではの視覚的効果が存分に発揮されていてはるかに子供の食いつきが良い!
直感的な問題、かつ、その場で正解・不正解がわかるため、子供だけでも遊べるのもおすすめポイント。
3ユーザーまで登録できるので、実は私も子供たちと一緒に結構楽しんでいたりします。
少なくとも1年間続けた感想は「はなまる」でした
この体験に味をしめて、6歳と4歳に成長した我が家の娘たちはシンクシンクの発展版でアプリと実際の工作キットが自宅に届くワンダーボックスに移行しました。
プログラミングやサイエンスなどアナログとアプリ両面で「より幅広い分野で自由な学びと深い思考を求める」(出典:ワンダーボックス公式HP)ことを目指して開発されたワンダーボックス!
我が家の体験記・続編もあるので、よかったら参考にしてみてくださいね!
※本記事は2020年6月時点のものを加筆修正の上、転載しています