いよいよクリスマス!
子供が喜びそうなクリスマスプレゼントは準備できましたか?
毎年悩むのがクリスマスプレゼントを子供に気づかれないようにいつ置くか!もしくは子供が寝ている間に、と思わず、いっそのこと起きている時間に面白い渡し方やサプライズもありかもしれません。
そこで、いろんなプレゼントの渡し方のアイディアをまとめてみました。
年齢別渡し方アイディア
未就園児
赤ちゃんや小さい子供の場合、子供が眠っている枕元にクリスマスプレゼントを置くというパターンが一番!
多少の物音では起きない、朝まで熟睡できる子供であれば、眠ってすぐに枕元に置くのがベスト。朝起きてすぐにクリスマスプレゼントが見つかるので、きっと目を輝かせて喜んでくれるはずです。
一方少し繊細さんだと、枕元の気配や夜中に目が覚めてしまったときに偶然クリスマスプレゼントを見つけてしまい、そこから興奮して眠れなくなるということもあり得ます。その場合はいつ置くか迷うところですが、夜遅い時間に枕元から少し離れて、ベッドの足元や寝室の角など、ぱっと目覚めた時に死角になる場所にクリスマスプレゼントを置くほうが発見のリスクが下がります。
もしくは、欧米風にクリスマスツリーの下にプレゼントを置いておくというのも一つの手段です。これならば夜子供が目を覚ましたりしてもクリスマスプレゼントが見つかることなく朝を迎えることができます。
いつ置くかについては、一般的には寝てすぐが一番眠りが深いというのでおすすめ。起きる時間に向けて睡眠が浅くなっていくので、朝方早起きして置くというのは起こしてしまうリスクが高いので避けた方がよさそうです。
こんなときどうする?
もし物音で子供が起きてしまったり、プレゼントの準備中、起きてきた子供に鉢合わせてしまった場合は、「今サンタさんが来て、早めに着いてしまったから、起こしてしまうといけないので、ママ(パパ)から○○ちゃんに渡してと頼まれた!」とお話を作ってしのぎましょう(笑)
夜のうちに準備するのがおすすめですが、どうしても朝にクリスマスプレゼントを置くことにするケースもあるかもしれません。
子供が先に起きてしまったり、うっかり親が寝坊してしまったというような場合も、うろたえずあくまでも演技派俳優を通しましょう。
「どこだろう??」と探すふりをして、夫婦で手分けして、一方が子供の気をそらしながら一方が「あ!!見つけた!」と、玄関のドアノブにかかってたよーとクリスマスプレゼントと一緒に家に戻ってくることができれば、「サンタさんきっと煙突が見つからなかったからここに置いたんだね!」ともっともらしい言い訳が、ちょっとしたサプライズのある渡し方にもなります(^^)
枕元に朝起きたらクリスマスプレゼントが置いてあったというのはオーソドックスですが、サンタさんを疑っていないこの時期ならではの渡し方と言えるかもしれませんね。
幼稚園~小学校低学年
幼稚園に入ると、サンタさんがどんな人物でいつ来るんだろうとお話しできたりする頃です。まだサンタさんの存在自体を疑う子供は少ないので、渡し方でサプライズを演出するのであればこのタイミングがおすすめ!
具体的にはサンタさんが来た痕跡を残したり、実際にサンタさんに登場してもらうというのが盛り上がります。
3歳さんくらいまでであれば、パパがサンタクロース役でも案外バレません。
仕事のある日であれば、家に入る前に仮装して、クリスマスプレゼントを持ってサンタさんとして登場!玄関先でプレゼントを渡して、「他のお友達にもクリスマスプレゼントを届けなきゃいけないから、もう行くね!」と長居はせず手短に帰ります。
その後20-30分経ってから、パパとして何食わぬ顔で「ただいま!」と家に戻れば、「今サンタさんが来たんだよ!!!」という大興奮の子供と会話が弾みます。「パパも会いたかったなー」と話を合わせてくださいね。
私の友人はこの方法で大成功していました。デメリットは12月なので、サンタさんとの時間差を作るために外で時間をつぶしたりするのが寒いということでしょうか。あと、クルマがなくて、マンション住まいだと、着替える場所で人と遭遇する可能性があるという点かもしれません。怪しまれないようにだけお気を付けください(^^)
こんなときどうする
少し勘のいい子だと「この人知ってる…」となる可能性もあります。親の友達同士でお互いの家を訪問するという手段や、サンタさんの派遣サービスを利用する、という手もあります。
NPO法人や宗教法人がチャリティでサンタ派遣を行っているほか、芸能プロダクションや英会話スクールなど本物のサンタさん感が出る外国人の方を派遣してくれるサービスもあるようです。自宅に来てくれるサンタさんはGoogleで「サンタクロース 派遣 ○○市」のような地域で絞り込んだキーワードで検索するのがおすすめ!
かなり早い段階から予約が埋まってしまうようなので、検討するのであれば即連絡するのがよさそうです。
相場ですが、地域差もあるもののチャリティでやっている日本人サンタさんであれば3000円~、外国人のサンタクロースを依頼するケースだと10,000円前後で受け付けているケースが多いようです。
このくらいの年齢であれば、本やテレビで見たサンタさんが自分の目の前にいる!とういことにまず驚いて泣いてしまったり、声を発せず固まってしまったり、大騒ぎしたりとリアクションは様々ですが、しばらく「サンタさんに会ったんだ」という余韻に浸れるのでお勧めです。
ぜひそんな姿も写真に残してあげてくださいね。
小学校中学年~
クラスを二分してサンタいる・いない論争が起こる年齢以降は、もう親が買っていることを前提にサプライズよりも、面白い渡し方を工夫するのがおすすめ。
数日前からロールプレイングゲームのように宝の地図や場所を記したメモを書いたり、LINEなどで謎解きメッセージが届いたりすると子供たちは面白がって盛り上がります!
宝探し感覚で家のどこかにある、ということにしてもよいかもしれませんね。
こんなアイディアも
実は私、小学校5年生のクリスマス前までサンタさんは本当にいる!と信じていました。理由はサンタさんから手紙をもらったから!
当時はまだ珍しかったと思いますが、サンタさんから手紙が届くサービスを母が申し込んでいたようです。さすがにプレゼントは親が買ってくれると思う年頃の子供でも、サンタさんはいるんだ、と存在を信じることはできると思います。
今でも覚えているくらいで、サンタさんいる・いない論争でも「私サンタさんから手紙もらったことあるもん!」と反論していました。
今思えばとても可愛いですが、自分宛にサンタさんから手紙が届くのは思いがけないサプライズになりますよね♪こちらもクリスマス当日に届けてもらうためには早めの手配が必要なので、忘れないうちにやっておきましょう。
また、NORADというアメリカとカナダが共同で運営する北米の大気圏及び宇宙空間の警備等を任務とする本物の軍事組織がやっている、サンタトラッカーというサイトで、当日のサンタの飛行ルートを検索するのもおすすめです。
1995年にとある子供がサンタに電話をかけようと、間違えてつながった先がNORAD(本物の軍事組織!)の前身となる組織のオペレーションセンターで、サンタがどこにいるか問い合わせを受けたといいます。
そしてなんとその場の責任者の大佐が部下に指示をして「サンタが北極から南に向かっていないかレーダーをチェックするように指示した」というなんともシャレの利いたミッションが発端で、電話のサービスが始まり今はインターネットで全世界から閲覧できるようになっています。
ボランティアによって運営されているため、サイトが開設されるのは12月1日。実際にサンタが移動する12月24日当日までレーダーは稼働しませんが、サイトにはほかにも塗り絵など子供が楽しめるものがダウンロードできたり、ガチの軍事組織らしくこれまでの追跡で分かっているサンタ情報やそりのスペックも掲載されています(ジェット戦闘機よりも高速で飛んでいるなど(笑))。
こういう冗談をまじめな組織がやるのがアメリカの面白いところですよね。
いつ置く?
日にちは24日夜?
案外迷う人が多いのが、クリスマスイブの24日に渡すのか、25日に渡すのかという点。これは各家の習慣によって大きく左右されます。
クリスマスは日本のように子供や恋人同士だけのイベントではなく、欧米では大事な宗教行事だったり、家族が集う特別な日。家族や親戚でプレゼントを贈りあう習慣があり、いろんな人からのクリスマスプレゼントがツリーの下に並べられていきます。
欧米ではいつ置くかはバラバラなので話題にならないのですが、クリスマスプレゼントを開封するタイミングは、結構悩む人が多いようです。
調べてみると、いつプレゼントを開けるかは国によって異なり、サンタさんがいるフィンランドなど北欧諸国やドイツ、フランス、中欧の国では24日のクリスマスイブの礼拝の後で、イギリスやアメリカでは25日クリスマス当日の朝からが一般的なようです。
また、オランダでは12月6日、スペインでは翌年1月6日というように別の祝日という国もあります。
さらに面白いことにイギリスは庶民と違って王室一家は伝統的に24日のクリスマスイブにプレゼントを開封する習わしがあるそうですよ。これは故エリザベス女王2世の高祖母ビクトリア女王時代から続いているそうで、理由はビクトリア女王の母や夫がドイツ系ということがあるみたいです。(出典:METRO)
ということで、結論は、渡し方も開ける日もそれぞれの家のルールでOK!ということ。ただし、ルールは頻繁に変えないでくださいね。その日に向けて待っている子供の期待を裏切りたくないですよね。
プレゼントを置く前の楽しみ方
プレゼントをただ待つよりも、もう一工夫でさらに子供と一緒に楽しみましょう♪
欧米の子供たちは、サンタさんのために手紙やおやつを準備する習わしがあります。
アメリカの定番はクッキーとミルク!そしてトナカイのためのニンジンを用意する子供もいます。
クッキーの他にもイギリスはミンス・パイと呼ばれるドライフルーツを詰めたパイケーキだったり、ミルクではなく国によってはワインやシェリーといったお酒を準備するというところもあるようです。
日本はこの流れだと日本酒に大福餅(笑)になるんでしょうか?
結論は、これも各家庭で準備できるものでOKです。
我が家は毎年クリスマスケーキを一切れサンタさん用に残して、それとミルクをおいています。おやつと一緒にサンタさんに自分が1年何を頑張ったか、サンタさんへの思いを絵や手紙を書いて、24日寝る前に子供たちで寝室の前にミニテーブルを置いて準備します。
翌朝になると空っぽのお皿と、英語で「Thank you ○○」と子供の名前とサンタのサイン入りメモが置いてあるのを発見し、子供たちは歓喜!
「サンタさん来てくれた!」とプレゼントを手に興奮で朝から大騒ぎしている、そんな光景を私は毎年ほほえましく見ています。
今は体を張ってやっていますが、いつか子供たちが親になったとき、その家のクリスマスの伝統が続いているといいなとおもいませんか?
まとめ
クリスマスの思い出はそれぞれの家庭のやり方で楽しめれば何でもOK!
子供の成長に合わせて、いろんな思い出が作れるといいですね♪
Merry Christmas!
【まとめ】
- クリスマスプレゼントの渡し方は年齢によって変化を入れると面白い
- 置く日にちは24日にこだわらなくてもOK
- サンタさんを迎える準備もそれぞれの家のやり方で楽しんで!