ピュアで印象的な目元だけでなく、デビュー以来、濡れ場も辞さず演技派女優として存在感を感じさせる門脇麦さん。
2023年1月からは「リバーサルオーケストラ」でゴールデンタイムのドラマ初主演と勢いに乗っています。
そんな門脇麦さんの特技はバレエと英会話だとか。
デビューは2011年と案外前だと知ったので、デビューのきっかけは何だったのか、バレエのレベルや通っていたバレエ教室について調べてみました。
デビューのきっかけは?
生い立ち
- 本名: 門脇麦
- 生年月日: 1992年8月10日
- 年齢: 30歳(2023年1月現在)
- 出身: アメリカ ニューヨーク
- 身長: 160cm
- 体重: 45kgくらい?
- 活動期間: 2011年(19歳~)
門脇麦さんの出身はなんとアメリカのニューヨーク!
「実は海外生まれと聞いて驚く芸能人ランキング」では1位を獲得しています。(出典:ランキングー)
確かに黒髪で和服が似合いそうな雰囲気があるので意外かもしれません。
門脇麦さんは、お父様の仕事で生まれてから5歳までをアメリカのニューヨークで過ごした帰国子女だったんですね。
私も実はアメリカに住んでいたことがあるので分かりますが、小さい頃にアメリカから帰国しても、耳の記憶は残ってるんですよね。「英会話」と言っていますが、しゃべれる単語は少なくてもかなり発音はよいはずだと思います。
その後日本に帰国し東京で育った門脇麦さん。高校は都立狛江高校だということなので、大学進学が当たり前の学校環境の中、門脇さんは進学せずに芸能界入りを目指したと言います。
いったいなぜ、そのようなチャレンジをしたのでしょうか?
挫折の反動だった?
門脇麦さんは5,6歳の頃からバレリーナに憧れてレッスンを始めたそうです。
アメリカから日本に帰国してすぐスタートしたことになりますね。幼稚園くらいの頃は、可愛いドレスが着られるので女の子には人気の習い事だったりしますよね。
そこから10年近く、中学2年生頃まで習っていたというからかなり本格的!
ただ、その頃には自分の才能の限界が見えてきてしまったと言います。
続々と周囲の友達が留学したり、バレエ団に入団が決まったりする中、自分の才能では届かない世界だということを悟りバレエをやめてしまったそうです。
「挫折感から手放してしまった」と当時バレエをやめたことの後悔をテレビ番組で門脇麦さんは語っています。(出典:スポニチ)
子供の頃からの夢をあきらめてしまった喪失感や、自分で辞めたことに対するうしろめたさでバレエの友達にはしばらく会うことができなかったと言います。
そんなバレエと切り離された高校生活を送っている中、映画で同世代の女優が活躍していることを見て、自分にもできる表現の仕事があると映画に出たいという思いを強くしたそうです。
ただ、女優になりたいという新しい夢に対しご両親は大反対!
私も子供がいますが、進学校に通っている娘が高校三年生で女優になりたいから受験しないなんて言い出したら、普通に反対すると思います(^^;)
しかも、お父様はニューヨークに海外駐在していたということであればかなりの確率で金融関係にお勤めかつ、エリートの経歴だと思われます。
なんの芸歴も、つてもない上に、人気商売という水物の世界。
それほど甘くないとか、大学出てからも遅くないとか、普通は親がいろいろ言って娘の考えを改めさせますよね。
ただ、門脇麦さんはご両親の反対にも折れませんでした。
周囲が希望の進学先を目指して受験勉強をしている時、門脇麦さんは親に「大学に行かずニートになるか、女優かどちらになって欲しい?」と突き付けたそうです。
そこまでの覚悟があればと、1回で受からなければ諦めることを条件に、芸能事務所へ履歴書を送ることをご両親から許可されたといいます。
19歳で門脇麦さんはデビューしているので、まさにこの気迫で女優への道を勝ち取ったんですね!
私は門脇麦さんの柔らかい雰囲気から、よくある「街を歩いてたらスカウトされて」という理由だと思っていたので意外でした。
親の反対を押し切って、バレエの挫折で経験した途中であきらめる後悔はもうしない、という気持ちで一つ一つの仕事をこなしていったんですね。
どんな役柄にも挑戦し続け、演技派と言われる理由が分かる気がしますね。
バレエの実力は?
バレエのレベルは?
上述の通り、幼いころからバレエにかなり真剣に取り組んでいた門脇麦さん。
実際の実力はどうだったのでしょうか?
門脇麦さんの名前を検索すると「高円宮憲仁親王殿下メモリアル ローザンヌ国際バレエコンクール日本開催15周年 ローザンヌ・ガラ ~ローザンヌ国際バレエコンクール受賞者による~」というサイトの「配役」の中にお名前を見つけることができます。(出典:昭和音楽大学)
私はバレエは全く詳しくないのですが、宮様のお名前を冠したバレエコンクールに出演されているというのは、ただ長く習っているだけで得られるチャンスではないですよね。
このことから門脇麦さんはかなり実力があったのだと分かります。
さらに門脇麦さんは2014年に東京ガスのCMでバレエを披露しています!
白鳥の湖をモチーフに当時の最先端の映像技術でオリジナルストーリで構成した映像作品ということで、プレスリリースが出ていましたが、残念ながら東京ガスのホームページでは現在削除されているようです。
ただ、ディレクターの矢吹誠さんのホームページに「作品」としてその映像があったので、門脇麦さんが踊る姿を見たい方はぜひこちらご覧ください!
http://makotoyabuki.com/works/tokyo-gas-swan-lake/
なお、門脇麦さんはこのCMに出演するにあたり、仕事の合間を縫ってバレエレッスンに通い、振付師の方からの直接指導も受けながら、プロのバレエダンサーに囲まれて踊り切ったというからすごい胆力!!
門脇さん自身も撮影を振り返って「舞台に立ちスポットライトを浴びて踊るときに感じる高揚した気持ちがその当時のまま感じられて懐かしい気持ちになりました。」と、大きな達成感を感じた様子のコメントをされていました。(出典:PR TIMES)
実は芸能界にはバレエを本格的にやっていたという方も多いんですよ!
あの神田うのさんもパリのバレエ学校からお声がかかったと言いますし、水谷豊さんの娘で女優の趣里さんもプロのバレリーナを目指していたという経歴の持ち主だったりします。
バレエ教室はどこ?
では改めて、門脇麦さんはどのバレエ教室に通っていたのでしょうか?
調べてみるとバレエは岸辺光代氏に師事していたということが分かりました。
岸辺光代氏は1960-70年代ヨーロッパのバレエ団で活躍された後、日本でバレエ教室を開設し、バレエ指導者のため本を執筆するなど、指導者としても著名な女性。
門脇さんの出身小学校は世田谷区立明正小学校ということなので、岸辺バレエ教室も同じ成城学園前駅が最寄りなので、こちらの教室に間違いなさそうです。
最寄りのバレエ教室ということで最初は選ばれたのかもしれませんが、かなり本格的なレッスンを行うようなので、周囲のレベルも高く、どんどん魅了されていったんでしょうね。
バレエというのは幼稚園や小学校低学年くらいまでは情操教育の一環のような位置づけで、幅広く誰でも習える感じなのですが、10歳すぎるくらいから、本気の人しか続けられないという、なかなか厳しい習い事だと思います。
さらに、子供のやる気や実力だけでなく、お月謝も万単位、発表会があれば出演料や衣装代、追加レッスン費などで軽く10万円を超えてくるという、親の本気度も試される面もあります。
門脇麦さんは挫折したと言いますが、普通の人からしてみたら、よくそこまで頑張ったね、と言ってあげていいのではないでしょうか。
まとめ
2023年1月から始まったドラマ「リバーサルオーケストラ」で、門脇麦さんは、ある出来事を機に表舞台から消えたかつての「天才バイオリン少女」という設定の主人公・初音役を演じます。
1月11日の第1話から、門脇麦さんが楽しそうにバイオリンを弾くシーンやオーケストラと心ひとつに演奏する姿に「泣けた」という声がSNS上で多数上がっていました。
舞台でスポットライトを浴びるというのは、門脇麦さんが一番輝く瞬間なのかもしれませんね。オーケストラもいいですが踊る姿もまたテレビで披露して欲しいですね!
【まとめ】
- 門脇麦がデビューしたきっかけは映画に出たいという本人の強い意志から
- 門脇麦は10年近くバレエを習っており、レベルはかなり高い